鹿児島・喜入・指宿を中心に浄化槽、下水道の維持管理およびグリストラップの清掃・収集運搬をしています

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ダイキアクシスの浄化槽がインドで推奨認可を受けました

ダイキアクシスは東証一部にも上場する愛媛県松山市に本社を持つ会社です。

浄化槽といった、環境機器、住宅機器が主力で、海外展開も積極的に行っています。

そのダイキアクシスが、インドから浄化槽の推奨認可を受けたということで、市場も期待感からダイキアクシス株が買われています。

(株)ダイキアクシス【4245】:詳細情報 – Yahoo!ファイナンス

ダイキアクシス、インドで浄化槽の推奨認可: 日本経済新聞 (nikkei.com)

インド製浄化槽に対する推奨認可の取得について (xj-storage.jp)

 

インドに行かれた方は感じるかと思いますが、とにかく衛生環境が日本に比べて良くないです。筆者が訪問した2003年くらいの状況にはなりますが、

例えば、表面的には聖なる牛として、扱われている牛も道路や路地で糞をしますし、飼い主たちがその糞を処理することはありません。

コブウシのイラスト

また、野猿や野犬、野豚などが町中で普通に人間と共存しているので、動物たちのし尿処理はほぼなされていないといっていいかもしれません。

猿のカップルのイラスト猿のイラスト(申年・干支)

インドの方たちも特に郊外や農村部の人たちは外(野原)で糞をしている印象を受けました。

電車の車窓からは草むらに人影がちらほら確認され、インドのトイレインフラが整備されていないことが分かりました。電車の中のトイレも、便器から線路に直接人糞を落とす構造のもので、電車のトイレでさえ無処理で垂れ流しの状況ではありました。

そこで、最近になってモディ首相は、「屋外排泄ゼロ運動」ということで、インド中にトイレを整備すると宣言しています。

ということは、同時に、トイレから排出される有機物を下水道か浄化槽に直結しなければなりません。

 

その選択肢の一つとして、ダイキアクシスの浄化槽が第一号に選ばれたと言うことで、企業努力が実った非常に素晴らしい取り組みだと感じました。

一方で、下記リンクのように「人々の排泄行動に変化を起こさせる」道のりは遠く、技術的なアプローチだけでなく、人々の文化的・社会的側面にも配慮したアプローチも行わなければ中々浸透するのは難しいのかもしれません。

インド、トイレ普及終了宣言で波紋 屋外排泄ゼロ実現遠く – SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

 

日本政府としても浄化槽の海外輸出には国を挙げて取り組んでいますので、これを契機に海外展開が進むことに期待しています。

日刊建設工業新聞 » 自民特別委/浄化槽の輸出後押し/アジア向け急増、課題集め対応策提言へ (decn.co.jp)

 

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