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かごしま生活排水処理構想2019

鹿児島県は平成21年3月に策定した生活排水処理施設整備構想を見直し、新たにかごしま生活排水処理構想2019を策定しました。

鹿児島県/かごしま生活排水処理構想2019の策定について (pref.kagoshima.jp)

大きな変化としては、これまで下水道の整備を前提とした整備方針から、地域の実情に応じて、浄化槽も合わせて活用する方針を明記したことではないでしょうか。

浄化槽は事実上、下水道が整備されるまでの代替設備との認識もありましたが、合併処理浄化槽の処理性能の高さや人口減少等の社会構造の変化に対する適応能力の高さ、地震等の災害に対するレジリエンス力から見直されてきており、恒久的排水処理設備とする認識も広がってきています。

そのため、下記表4-1のように、鹿児島県全体で旧構想と新構想を比較した時、下水道を約15%整備を縮小し、浄化槽を約15%拡大する将来枠組みを策定しています。

                 参照:かごしま生活排水処理構想2019

これらの方針については、国の方でも既に2014年に打ち出されており、人口減少や財政状況の変化を織り込んだ整備マニュアルが発表されています。

都道府県構想策定マニュアル_平成26年1月_国土交通省・農林水産省・環境省

会社経営においても様々な要素を把握し、判断していかなければなりません。

個別の事象に加えて、大きな流れにも気を配る必要がありますね。

以下、鹿児島県HPより抜粋

は美しく清らかな自然環境を維持し,人々が健康で快適な生活を営むために必要不可欠な限られた資源であり,私たちは河川や海域等の公共用水域の水質保全に努めなければなりません。
在,社会経済活動の発展や生活スタイル等の変化により年々水環境への負荷は高まっており,中でも日常生活から排出される生活排水がその大きな要因の一つとなっています。県では,これまで平成21年3月に策定した生活排水処理施設整備構想に基づき,下水道,集落排水,浄化槽等による生活排水処理施設の整備を促進してきました。

かし,人口減少や厳しい財政状況など,生活排水処理施設を取り巻く環境は深刻度を増しています。これらの社会情勢の変化を踏まえ,地域の実情に応じた生活排水処理施設の整備を進めるとともに,効率的で持続可能な生活排水処理システムを構築するため,「かごしま生活排水処理構想2019」を策定しました。
の構想の策定に当たっては,パブリック・コメントを平成30年12月26日から平成31年1月25日まで実施し,寄せられた意見はありませんでした。

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