持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想策定マニュアルについて
タイトル一つとっても長いこのマニュアルですが、今後の浄化槽や下水道等の汚水処理システムの整備計画について重要な方針を平成26年に示しています。策定から10年以上が経過していますが、このマニュアルの認知度は自治体によってばらつきが感じられるため、一度情報をブログで整理していきたいと思います。
都道府県構想策定マニュアルは、持続的な汚水処理システムの構築に向けて、都道府県が汚水処理施設の整備計画を策定する際の指針となるものです。このマニュアルの主な特徴は以下の通りです。
①策定時期と所管省庁
:平成26年(2014年)1月30日に、国土交通省、農林水産省、環境省の3省が統一して策定しました
②目的
:長期的、総合的な視点に立った計画的な生活排水処理対策の実施を促進することを目的としています。
③定期的な見直し
:社会情勢等の変化を踏まえて、基本的に5年ごとに内容を点検し、適宜見直すことを推奨しています。
④整備手法の検討
:集合処理(公共下水道、集落排水施設等)と個別処理(浄化槽)のそれぞれの特徴を活かせるような計画策定を求めています。
⑤経済性評価
:費用対効果を含めた経済的な評価を実施し、事業の透明性を高め、住民への説明責任を確保することを重視しています。
⑥計画策定手順
:地域の現状及び将来計画の整理、基本方針及び計画目標の設定、個別処理と集合処理の区分の検討などの手順を示しています。
このマニュアルは、都道府県だけでなく市町村の汚水処理計画策定にも影響を与えており、各自治体の生活排水処理基本計画や浄化槽整備計画の策定・見直しの際にも参考にされています。
【これから始まる連載のラインナップ】
- 第1話:持続可能な汚水処理の現状と課題
- 第2話:都道府県構想策定マニュアルの概要と意義
- 第3話:浄化槽と下水道の特徴と役割分担
- 第4話:費用対効果と経済性評価の手法
- 第5話:地域特性を踏まえた整備手法の検討
- 第6話:汚水処理システムと環境保全
- 第7話:社会情勢の変化と計画の見直し
- 第8話:住民参加と合意形成の進め方
- 第9話:自治体間連携と成功事例
- 第10話:未来の汚水処理システム
有田産業イメージラジオCM※音声が出ます(MBCタレント 野口たくおさん、榮德 多賀子さん)
ご質問、お問い合わせのお客様は、
099-266-0606
までお気軽にお問い合わせください!


