浄化槽の法定検査4割未受験 徳島県 受検者から不満
- 浄化槽
- 2021.02.03
本日は、徳島の話題からご紹介します。
浄化槽の法定検査を4割の住民が未受験ということで、受検者から不公平感・不満が出ているとのこと。
浄化槽の法定検査4割受けず 徳島県内、受検者から不満や疑問の声 企画「ツナガル~こちら夕刊編集部」|暮らし|PICKUPニュース|徳島新聞 (topics.or.jp)
浄化槽は民間業者の点検・清掃に加えて、都道府県の知事が指定する検査機関による法定検査が必要なことは下記の記事でご紹介しました。
浄化槽の法定検査:鹿児島県環境保全協会 | 有限会社有田産業WEBサイト有限会社有田産業WEBサイト (arita-sangyo.co.jp)
しかし、都道府県によって、その検査受検率は高低差があり、徹底されている県もあれば、その受検率が低迷している県もあります。
この受検率を向上させようということで、各自治体において、様々な取り組みが行われていますが、
一つは、罰則の強化です。
しかし、これはある意味、伝家の宝刀のようなもので、罰則規定は存在するものの検査機関としては、出来れば法定検査に協力して頂けるよう地道に住民のみなさまへご協力のお願いを今も続けているものと思います。
一方で、経済的には「フリーライダー※1:ただ乗り」という言葉があるように、環境を汚すコストを負担しない方が一定数存在することを見逃し続けるわけにはいきません。
※1 必要なコストを負担せず利益だけを受ける人。
二つ目の取り組みとして、採水員制度の導入です。
法定検査をするには、サンプルとして汚水の採取が必要ですが、これを指定された民間の検査員が採取することで、指定検査機関職員の負担を軽減し、受検率の向上を目指すというものです。
他にも取り組みはありますが、大きなものとして二つご紹介しました。
各自治体において、法定検査のあり方については各種委員会の中で、議論が進められており、今後も検討が必要かと思われます。
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鹿児島市・浄化槽保守点検(清掃)業者|鹿児島市 (kagoshima.lg.jp)
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