鹿児島・喜入・指宿を中心に浄化槽、下水道の維持管理およびグリストラップの清掃・収集運搬をしています

ブログ

下水道とディスポーザーとおむつ

4月13日のブログでは間欠接触酸化法と呼ばれる、下水道管路内で水質浄化を試みる研究 についてご紹介しました。

下水道管路内での水質浄化 – 間欠接触酸化法 – | 有限会社有田産業WEBサイト (arita-sangyo.co.jp)

 

そこで、本日は下水道とディスポーザーとおむつに関係する研究についてご紹介します。

 

家庭等で発生する生ごみの処理を目的にディスポーザーを設置することは、下水道への負荷を増大させるということで、例外を除きほとんどの自治体では制限または自粛されてきました。

しかし、生活様式の変化や生ごみ問題の深刻化、高齢化社会ということもあることに加えて、生ごみを含む有機性廃棄物の資源としての有用性が認識されてきたことで、ディスポーザーの役割が改めて注目を浴びているところになります。

鹿児島ではまだあまり見ることはできませんが、都心部の家庭・マンションではディスポーザーを設置することが当たり前になりつつあります。

ディスポーザー導入時の影響判定の考え方 – H17.7 国土交通省 –

 

設置する際は、排水処理装置のない「単体ディスポーザ」では、設置できず、

「ディスポーザ排水処理システム」の設置について|東京都下水道局 (tokyo.lg.jp)

 

                        ※東京都HPより

ディスポーザーを設置する場合は、ディスポーザで粉砕した生ゴミを含む排水を、排水処理装置で処理してから下水道に流す必要があり、環境に与える負荷が増大しない、「ディスポーザ排水処理システム」を設置することが義務づけられています。

                        ※東京都HPより

そこで、下水道にディスポーザーを導入する流れが出来たところで、日本は人口減少と高齢化が現在進行中で、その対策も待ったなしの状況です。

国土交通省は人口減少に伴い、家庭から排出される汚水の減少(有機物の減少)を見込んでいることもあり、今後の下水道需要を取り込むためにも、下水道への紙オムツ受入に向けた検討ロードマップを作成しました。

下水道への紙オムツ受入に向けた 検討ロードマップ- 国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 – H30.3 –

 

様々な検討課題はあるものの、住民の生活の利便性の向上・高齢化社会への対応、ごみ収集の負担軽減、介護負担の軽減といったメリットを享受するため、ディスポーザーを活用した下水道へのオムツ受入れ可能性を有識者含めて議論を深めています。

紙おむつを下水道で処理、18年度から実証実験 | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

 

下水からコロナウィルスを検出可能に – 感染の兆候を事前に把握する新サービス – 2021年4月10日投稿 –

下水からコロナウィルスを検出可能に – 感染の兆候を事前に把握する新サービス – 島津製作所 | 有限会社有田産業WEBサイト有限会社有田産業WEBサイト (arita-sangyo.co.jp)

 

下水道の熱利用 – 2021年4月12日投稿 –

下水道の熱利用について | 有限会社有田産業WEBサイト有限会社有田産業WEBサイト (arita-sangyo.co.jp)

 

下水道管路内での水質浄化 – 間欠接触酸化法 – 2021年4月13日投稿 –

下水道管路内での水質浄化 – 間欠接触酸化法 – | 有限会社有田産業WEBサイト (arita-sangyo.co.jp)

 

ご質問、お問い合わせのお客様は、

099-266-0606

までお気軽にお問い合わせください!

鹿児島市・浄化槽保守点検(清掃)業者|鹿児島市 (kagoshima.lg.jp)

鹿児島県/浄化槽の維持管理 (pref.kagoshima.jp)

鹿児島県/産業廃棄物収集運搬業許可業者一覧 (pref.kagoshima.jp)

環境管理事業所-鹿児島市